シャンティイにスミヨンに逢いに行った翌日は、
オトゥイユ競馬場へ。
お友達のGさん厩舎から、
フランス障害競馬界の名馬
Remember Roseちゃんが出るというので、
応援に行ってきたのです。

Remember Roseちゃんは残念ながら
好成績を残せませんでしたが、
別のレースに出た子たちが、
一位と四位を同時獲得。
また、この日は、
“2011年の名馬選考会”
L'Election du Cheval de l'Année 2011
なるものが行われたので、
Gさんの奥さんに連れられて、
そちらの会場を覗いてきました。
なんと、Gさん厩舎からは、
Caesar's Palaceちゃんが
四歳馬ハードル部門で
一位に選ばれました!
おめでとう!!
後日、
Gさん一家を訊ねて、
メゾン・ラフィットにも行ってきました。
久し振りの訪問なので
ちょっと道に迷ってしまい、
約束の時間より
少し遅れて到着すると、
奥さんのパパ(元料理人!)が、
腕によりをかけて
ランチを作ってくれていました。^^

「お肉か魚か
どっちがいいかなって迷ったんだけど、
Nanetteはお肉が大好きでしょ?
だからお肉にしたのよ♪」
と、にこにこ顔の奥さん。
私=大の肉好き
という情報は一体どこから?!
と思っていたら、
「だって、
以前メゾン・ラフィット競馬場で
一緒に食事したとき、
あなたってば、肉の脂身まで
きれーいに食べてたものね!
あれはびっくりしたわ〜」
ですって…。^^;
そういえば、
フランス人は皆、
脂身をきれいに避けて
食べるんですよね。
でも、私はそんなこと気にせずに、
歯に詰まるなぁと思いつつも
がつがつ食べていたのですが、
それがよっぽど
インパクトが強かったようで…(苦笑)

Gさん一家をひとりで訪問するのは、
そういえば今回が初めて。
いつも優しく接してくれて、
私の訪問を心から歓迎してくれる
Gさんたちではあるのですが、
今まではなんとなく気後れして、
あまりうまく話せないこともありました。
でもこの日は、
不思議なくらいするすると
フランス語が出てきて、
特に奥さんとは、
同じ女同士ということもあって、
未だかつてないくらい
分かり合えた気がして、
とてもとても嬉しかったです。

パリ在住者のブログを
色々とサーフしていて、
たまたま出逢った記事に、
“生まれ育った場所だからといって、
もうそこに家族も友人もいなかったら、
それはすでに故郷とは呼べないのではないか?
待っていてくれる人がいるからこそ、
その街が自分にとっての
故郷になるのではないか”
というようなことが書いてありました。

それを読んだとき、
真っ先に頭に浮かんだのが
Gさん一家の顔…。
Gさんはいつもあたたかなビズで迎えてくれ、
私を「日本のお人形さん」と呼んで
可愛がってくれるし、
奥さんは多少ぶっきらぼうながらも、
親身に相談に乗ったり
何かと気にかけてくれるし、
彼らの小さな王子さまは、
最初のうちこそ
ちょっぴり恥ずかしそうだったけど、
私を笑わせようと
おもしろ芸を披露しては
満面の笑みで好きだと伝えてくれる…。
逢えて嬉しいよと言ってくれて、
いつでも待っているからね、
帰ってくるのを楽しみにしているからね、と
何度も何度も抱き締めてくれる
彼らがいるからこそ、
フランスは私にとって、
離れ難い故郷になったのかもしれません。
そして、
そんなご縁を持てたことは、
私がフランス生活で得た
大切な財産のひとつなのだと思います。
ところでこの日、
そんなご縁に、
もうひとつの新しいご縁が
加わりました。

バルビドゥーだにゃーん♪
以前、メールをもらったときは、
もともと庭で飼われていた猫が
家の中に上げてもらえることに
なったのかと思っていたのですが、
よくよく見たら、柄がちがう…?!
そう、実はこのバルビドゥーは、
もとのバルビドゥーとは
別猫だったのです!
がーん!><
バルビドゥー1号は、
食中毒で亡くなってしまったらしく、
次にこの子が引き取られてきたのだとか…。

新入りバルビドゥーは
牝猫とは思えないくらい
とってもひとなつっこくて、
名前を呼んだらにゃーんと寄ってくるし、
くっついたらゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。
「猫を見ていたら、
何時間だって過ごせるわね」
と奥さんとふたり、
バルビドゥーに寄り添ったまま、
小雨の午後をまったり過ごしました。